空白

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人は何故悪夢を見るのか?

ヒトはなぜ悪夢を見るのか。

 悪夢は、現実世界の中で大きなストレスとなりうる出来事を経験した時に見る。仕事上の納期や締め切りなど日常的ストレスから、進学、就職、異動、結婚など人生における大きなライフイベントまで、これらに対する失敗体験や失敗の予期が引き金となる。

 大人では、失職、離婚、健康不安、死別体験などが、また子どもでは試験、試合、コンテストの失敗不安、失恋、親との不和、いじめ被害体験などが、悪夢の典型的な引き金刺激となりやすい。

悪夢は問題解決の糸口

これらの問題を整理し、心理的に乗り越え、現実世界で対処、解決できた時には悪夢を見なくなる。心理臨床の現場で、クライエント(相談者)が語る悪夢に耳を傾けていると、まるで悪夢を手がかりにして、現実の問題の解決を図って奮闘しているようである。

 悪夢の報告は3~4歳くらいから始まるが、3歳から8歳までの子どもは少なくとも週1回は眠りを妨げるような悪夢を覚えている。大学生では月2回程度、成人では年1~2回程度まで減少する。これは現実ストレスに対する対処能力の向上、つまり成長と関連しているためと推測されている。経験豊富な大人の場合、脳内に貯蔵された過去の情報に照らし合わせながら問題解決を図るが、時にはキャパシティーを超えた問題にぶつかることもあり、それが悪夢となって現れる。悪夢の場合、夢の中で必死にもがくが、恐怖が高まりすぎて、睡眠そのものが中断され、危険な夢の世界から強制的に目覚める。あたかも夢の処理工場が悲鳴をあげて、作業をストップさせているようである。

夢の肯定的認知から始める

 悪夢を解消するには、その原因となっている問題を解決するのが一番であるが、夢の素材を効果的に利用することもできる。

 筆者は現実世界でうつや不安症状に悩まされやすい否定的な認知(物の見方)は、夢の中にも現れるところに着目し、夢の内容をもとに分析し、振り返ることで、夢の中の否定的認知を、別の中立的あるいは肯定的認知に変えていくことができないか検討している。

 例えば「銃を持った殺人犯」が現れた時に「自分は何もなすすべがない」と考えれば、追いかけられて逃げ惑う夢になるが、「家族を守るのは自分だ」と考えが変われば、殺人犯と戦う夢になるのである。

悪夢解消の心理療法

 自分の認知を客観的に分析することは難しいものであるが、夢の素材の場合は、第三者的視点で見つめることが容易になる。また現実世界で抱えているストレスを語ることには生々しさが伴い、時には開示することへの抵抗感を生ずるが、夢の内容であれば比較的語りやすい。

 このように悪夢は現実世界での我々の奮闘を垣間見せてくれる鏡のようなものと考えられる。

 


今さっき悪夢見てしまい私は目が覚めてしまいました。

誰しも不安な事一つはあると思いますがパートナーや周りにいる人間により中和されているのかも知れないですね!

周りの人を大切にそして自分を大切にしていれば見ないかもしれないです!

 


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